20代の時間はとても貴重なもの。恋愛も慎重に!
10代の時間もとても貴重なものでしたが、20代も同じくらい貴重なものです。30代以上の人たちに話を聞くと、「お金を払って20代の時間を買えるなら買う!でもそれは無理だ…本当に20代という時間は人生を大きく左右してあっという間に過ぎていく貴重なもの」と答える人もいるほど、20代という時間はとても大事です。
20代がどうして貴重と呼ばれるのかにはしっかりと理由があります。
- 20代のうちに友好的な人間関係を作っておけば、後々自分にとってプラスの結果が舞い込んでくる
- 20代のうちに苦労しておけば、これからどんな困難でも対処できて立ち向かえる強さを手に入れることができる
- 多少の無茶をしても20代という若さで身体的ダメージがあっても早めに回復できる
- 20代のうちに酸いも甘いも経験しておくと、自分にはどんな人が合うのか見極めることができる
人生でも恋愛でもなんでも、20代という時間はあなたが思っているよりも大きく価値があるものです。何か資格をとることに年齢は確かに関係ないかもしれませんが、学びを吸収する力は大きく左右されます。大人になればなるほど頭でっかちになってしまい、物覚えも悪くなるのも事実です。
それに比べて20代はまだまだ吸収力が高い年齢です。新しいものをどんどん吸収して自分の力にすることができる素晴らしい時間なのです。
20代の恋愛において大切なことは?
せっかく20代という若さを持っているのです。その若さを使って攻めれるときは攻めた方がいいでしょう!30代以降になっていくと、色々経験してきたせいもあって自分からグイグイいけなくなってしまうかも。
そして、10代の頃はお互い好きでいれば何も怖くなかったかもしれませんが、20代の恋愛になると「大人の付き合い」へ変化していきますよね。相手を束縛したり感情的にならない術を覚えるのも、20代の恋愛において大切な学びの時間です。
恋人好みになろうと励むのは逆効果なことも
恋人好みになろうと一生懸命励むのも健気でいいのですが、実はそれ逆効果なこともあります。今のあなたを好きになったはずなのに、悪い方向へ変わってしまっては恋人も戸惑ってしまいます。20代のうちに「自分がどうあるべきか、どうしたいか」ということを明確にしておくのもとても大切なことなのです。
また、相手がどうしたいのかどう言ったほうがいいのかという気持ちを察する力を身に付けることも20代の大切な時間です。恋人が話すことを否定せずに尊重して受け入れたうえで自分の考えを発言するようにしましょう。意見を押し付けずにお互い「この人はこういう考えなんだな」と受け入れられる話し合いが何よりも大事なことなのです。
分かりやすいものでいれば、ニュースなんかで「これってどう思う?」という話をしてみて恋人の意見を聞きましょう。あなたの考えと違っていても「それは違う!」とならず「そういう考え方、捉え方もできるのか」と受け入れることで、円滑な恋人関係を築き上げることができます。
20代の恋愛で失敗してしまいやすい原因
20代の恋愛にとても大きな夢、大きな期待を抱いている人は失敗してしまう傾向があります。現実を目の当たりにして「思ってたのと違う!」と叫びたくなるかもしれません。原因として考えられるのが、精神的にまだ子供だということです。
- 彼(彼女)は自分のことを好いてるから何をやっても許される
- 不満があっても自分が我慢すれば何もかも上手くいく
- 喧嘩の原因は自分じゃなくて相手が絶対的に悪い!謝ってくれない限り許さない。
このような考えを持っていると確実に別れる結果になるでしょう。20代になっても10代の感覚が抜けずにいると、相手に過大な期待を押し付けたり決めつけたりとしてしまうのが失敗する原因です。
何をやっても許してもらえるなんてことは絶対にない
「自分のことを好きでいてくれているから」という考えがあり、何をやっても許してもらえるなんてことは絶対にありません。恋人は親ではないのです、世話係でもなんでもありません。いくらなんでもやっていいことと悪いことがあるのは、小学生にだって分かります。相手の優しさにつけこんで、甘えすぎていると愛想をつかして恋人は離れていくでしょう。
せっかく恋人が怒って注意してくれても逆ギレしたりするのはとても勿体無いことだと肝に銘じてください。自分のことを叱ってくれているということは、まだあなたに対して気持ちがあり、どうにかしてあげたいからなのです。
自分だけが我慢すればいいという考えも幼稚
また、自分だけが我慢すればいいという安易な考え方も実は大人っぽいようで幼稚です。本当の大人であれば、冷静にお互いの不満点を話し合い2人の納得のいく結果になるよう、落としどころを見つけられるからです。
自分だけが我慢したところで、その我慢いつしか爆発を迎えます。長い時間溜めに溜めた爆発は、ちょっとやそっとじゃ消すことができません。そうすることで恋人関係が終りを迎えたり、自己嫌悪になって自分のことを必要以上にせめてしまうケースも珍しくないのです。
大人になればなるほど素直に謝ることが困難に
そして、大人になればなるほど素直に謝ることは困難になります。小学生が意地を張ってごめんなさいを言えないのと同じです。しっかりとした大人であれば、自分の非をしっかり認めて「あのときはごめんなさい」と謝れるものです。
それができないでいると、せっかく恋人同士になっても喧嘩が絶えずに寄り添えず、短期間で別れるなんてことも多々あるので、失敗しやすい原因の1つかもしれませんね。
中には20代で経験しておいたほうがいい恋愛の失敗も
失敗してしまいやすい20代ですが、ものによっては失敗しておいた方がいいものもあります。失敗なくして成功は得られないということですね。
失恋をすることで人の痛みを知り、優しい人へ成長できるのも失敗して良かった点ともいえます。そして自分の恋愛で何がダメだったのか欠点があらわになりますし、相手から「お前のそういうところは直した方がいい」と指摘されます。
確かに最初は腹を立ててしまうかもしれませんが、恋愛面においてあなたの直すべきポイントを教えてくれているので、後々感謝することがあるでしょう。
恋愛の失敗は最悪な展開と一概には言えない
例えば、恋愛をする前までは「私(俺)はサバサバしてるから恋愛も冷めてるのかも」と思っていたが、意外と嫉妬深くて束縛しやすいタイプだったという一面が見えてきます。
1つの恋愛が終わる頃に自分で自分の直すべきところや良いところが見えてくるのも、失敗あってこそなので、一概に失敗は最悪な展開とは言い切れません。
20代という時間を無駄にしない、素敵な恋愛をするために
20代という時間がどれほど貴重なのか理解できたでしょうか。20代という時間は、自分の人としての力を大きくさせる大事な時間なのです。それは恋愛面でも仕事でも友達関係でもなんでもいえます。
「若いうち買ってでも苦労をしなさい」というセリフがありますよね。あのセリフは「今のうちに色々吸収して自分の力、今後の人生においての切り抜け方を学びなさい」という意味なのです。
「また年寄りがなんか言ってる~」と嫌そうな顔をせず、人生の先輩たちの言葉にはしっかりとした意味があるのだと理解しましょう。きっとあなたがもう少し大人になったときに「あのセリフの意味が今なら分かる」と実感する日もくるはずですよ。そして今度はあなたが、人生の後輩たちに「若いうちは~…」となるかもしれませんね。
恋愛の善し悪しもしっかり身に付け、あなた自身が本当に求めている人はどういう人なのか理解したり、自分の悪いところをどう直せばいいのか考えていきましょう。カップルになったとしても、どうすれば円滑な関係になれるのか考えたり話し合ったりする時間も貴重な勉強時間です。
20代の時間は1分1秒無駄なことなんてないのです。素敵な20代を送れるよう、陰ながら応援しています!