結婚して時間が経つと二人の関係も変わってしまうもの
結婚する際は、もちろん旦那とずっと一緒にいて素敵な家庭を築きたいと考えていた方もきっと多いでしょう。しかし人間の気持ちはずっと同じではなく、結婚して時間が経つにつれて、お互いの気持ちや関係性も変わってしまうものです。
それに実はあなたの近くにいる多くの妻達も、何となく周囲には言いづらいだけで旦那のことが嫌いだと思っているのかもしれませんよ。あなたと同じように、旦那のことを嫌いとはっきり口に出すことに抵抗を感じたり、恥ずかしいと感じている方はきっと予想以上に多いはずです。
あるアンケートによると、結婚生活の中で旦那を嫌いだと感じたことがある妻は、半数以上にものぼると言われています。これはつまり、二組に一組の夫婦の妻は、旦那を嫌いであるということでもありかなり高い割合となっていることが分かります。
旦那嫌いで離婚をしたくなってしまう原因は?
結婚当初は好きだと思っていたはずなのに、旦那が嫌いで離婚をしたくなってしまう原因には一体どんなものがあるのでしょうか。以下で詳しく見ていきたいと思います。
旦那嫌いで離婚をしたくなってしまう原因①家事や育児に無関心
旦那が家事や育児に全然協力してくれず、不満を感じているという方も多いのではないでしょうか。
特に夫婦で共働きの場合、旦那が家事や育児をしないだけでなく、妻がやるのが当然であるという態度を取られてしまうと、妻の不満もどんどん溜まっていき、旦那を嫌いになり離婚したいと思ってしまうのも無理はないと言えるでしょう。
旦那嫌いで離婚をしたくなってしまう原因②身勝手な行動や発言が多い
休みの日に家族を置いて黙って出かけてしまったり、急に不機嫌になり八つ当たりしたりと身勝手な行動や発言ばかりの旦那に不満や怒りを覚え、旦那を嫌いになり始めるようになる妻もいます。
また旦那が家にいても妻の話を聞かず、また何か意見を言ってもほとんど聞き入れてくれないというケースも多く見られます。夫婦で一緒に過ごしていても穏やかに話ができないという事実は、妻にとってはかなり負担となっているようです。
これらの思いやりに欠ける言動から相手への愛情が感じられなくなり、旦那を嫌いになってしまうケースもあります。
旦那嫌いで離婚をしたくなってしまう原因③借金をしている
男女別に離婚の原因を分析すると、旦那側に比較的多いのが借金問題です。
特に結婚してから実は旦那に借金があることが分かると、借金そのものだけではなく「夫が自分に対して隠し事をしていた」という事実に大きなショックを受け、裏切られたという気持ちが強まります。
しかもやはり借金があまりに大きな金額である場合は、もう夫婦としては一緒に生活していけないと感じる可能性が高いと言えるでしょう。
旦那嫌いで離婚をしたくなってしまう原因④浮気をしている
たとえいくら一度の過ちであったとしても、旦那が他の女性と関係を持っていたことを知り、簡単に許せる妻はいないでしょう。
夫婦はお互いへの信頼関係で成り立っています。たとえ一旦は許して忘れようとしても、旦那に裏切られたという心の傷がなかなか癒せず、結局苦しむのは妻であることは容易に想像がつきます。
離婚をしたい人がするべきこととは
離婚したいけど、やはり経済的なことなど今後のことで色々不安があるという方のために、ここでは離婚をしたい人がするべきことについて具体的に見ていきたいと思います。
離婚をしたい人がするべきこと①弁護士など専門家に相談する
妻旦那が嫌いで離婚したいとする確固とした覚悟が妻側にはあっても、旦那にとってはまさに寝耳に水という場合もあり、離婚の話し合いがなかなか進まないというケースもあります。また離婚協議に入っても、財産分与や子供の親権など条件面で揉めてしまうケースも少なからずあります。
ですから離婚する際にはなるべく早めに法律のプロである弁護士に相談し、さまざまなアドバイスを得るようにしましょう。
離婚をしたい人がするべきこと②夫婦の財産について知っておく
結婚生活の中で、夫婦が一緒に築いた財産を離婚する際に分けること財産分与といいます。たとえ専業主婦であっても、旦那の給与の半分をもらう権利があるため、現在どのぐらいの収入があり、また貯金はいくらぐらいあるのかなどをしっかり把握しておきましょう。
また旦那の浮気などで離婚する場合などは、慰謝料を請求することも可能となっています。
さらに子供を引き取る場合は養育費を請求することができますので、それらをもらえるようにきちんと準備しておきましょう。
離婚をしたい人がするべきこと③仕事を見つけておく
今後自立して生活していくためには、まず第一に仕事に就いて安定した収入を得なくてはなりません。
ですからハローワークの就職支援や求人サイトなどを活用し、仕事を見つけておきましょう。
例えば専業主婦だったので家事のスキルを生かしたいという方には、家事代行サービスなどという仕事がありますし、英語が得意であれば英会話教室で講師として働くなど、自分の特技を生かせる仕事を探すことをおすすめします。
離婚をしたい人がするべきこと④受けられる公的支援を調べておく
シングルマザーなどのひとり親家庭は、児童扶養手当、保育料や国民健康保険料の減免、公共交通機関の運賃の割引など、公的支援を利用することができます。
自治体により受けられる支援に違いがあるため、市町村役場などを訪ねて相談してみるとよいでしょう。
「嫌い」という感情だけで離婚を決めると後悔することも
たとえ旦那が嫌いでも、その感情だけで離婚を決めてしまうと、後々後悔してしまうことも考えられます。
離婚した際にやはり一番心配になるのは、これからの生き方です。特に専業主婦で今まで働いていなかったという妻は、もし離婚して仕事を探しても就なかなか思うような仕事が見つからないのではないか、たとえ見つかってもこれから生活していけるだけの十分な収入を得ることができないのではないか不安になってしまうでしょう。
子供がいる場合は、事態はさらに深刻です。離婚することにより子供の心を傷つけてしまうのではないか、また父親と離れて暮らすことで不自由な思いをさせてしまうのでないか、そんな思いから離婚をためらっている妻もきっと多いことでしょう。
何より一番重要なのは妻であるあなたの気持ち
しかし今後の生活や子供のことももちろん大切ですが、何より一番重要なのは、やはり妻であるあなたの気持ちです。いくら生活のためや子供のためと思い自分の気持ちを偽ったりしても、遅かれ早かれ心が限界を迎え気持ちが爆発しててしまう時がきっと訪れるはずです。
子供は思っている以上に母親のことをよく見ている
また子供はこちらが思っている以上に母親のことをよく見ています。ですから母親が悩んで辛そうにしている姿を見て、心を痛めている可能性もあります。ですから子供にとっても、母親が自分らしく生き生きと毎日を送っている姿を見せる方が精神的にも良い影響を与える場合もあります。
とはいえやはり離婚というのは人生における重大事であるため、決意して話を進めていく際には、くれぐれも後悔のないように慎重に進めていく必要があるでしょう。
これからの生活のこともよく考えて行動しましょう
旦那を嫌いと感じ離婚を検討している妻は想像以上に多く、実際に離婚して自立をして生活している女性も増加しています。ただ、専業主婦であるため自身の収入がないことや子供がまだ小さいなどの理由で、離婚を思い留まる方も思いのが現状のようです。
たしかにたとえ仕事を持ち働いていたとしても、離婚して自立して生きていくことはとても大変なことです。ですから今すぐ離婚したいと思っても、今後の生活のこともよく考えて慎重に行動するようにしてくださいね。