子育てをやりたくない…疲れてしまったママのためのアドバイス

子育てから逃げたくなってしまう時もある!

逃げたくなってしまうとか思うのは、自分だけじゃないのか…逃げたくなるとか母親失格などと、思ってしまう自分すら攻めてしまう人も多いのではないでしょうか。そんな思いから周りの誰にも言えずに、心に秘めたまま悲しみや疲れが溜まりに溜まっていく人も少なくありません。

勿論そんな気持ちにならずに、子育てが楽しくて仕方がないというママだっています。だからと言って、あなただけではありません。世の中の子育て中のママの中に、同じ気持ちを抱えた人は居ますからね。

ママだって心が有ります。

ママだって初めての事ばかりですし、母性が有るからって初めから完璧なママなんて何処を探してもいません。パパや両親、友人、町の人たちに支えられて一緒に子供と成長していくものなんです。

逃げたくなるからといって本当に逃げるとは思っていませんよ。そんな事を本当にしようとも自分自身思っていないでしょう。でもそんな時だって有りますから、有ったって良いのですからね。

「子育てをやりたくない」と思ってしまう原因は?

子育てをやりたくないのは何故なのだろうと考えてみても、なかなか明確な答えが見つからないでしょう。考えだしたら、あの時もイライラしたな、あの時もう嫌と思ったなと思い当たる時が多すぎて分からないのです。

  • 作った離乳食やご飯を全部食べてくれない
  • ジッとして食べてくれない
  • 家を出ないといけない時間なのに、着替えてくれない
  • さぁ家を出ようと思ったら、「トイレに行きたい」と言い出す
  • お買い物中にグズグズ言い始める
  • 片付けをしても、すぐに引っ張り出して散らかる
  • 旦那が手伝ってくれない

各家庭、もちろん状況も様々でイライラする瞬間も人それぞれだと思います。
しかしお母さんになってイライラするのは、実は共通点が有ったのです。

それは、自分のペースで物事を進められないこと。

この次はあれをして、何時には家を出る…といったように計画を立てて過ごしていると思いますが、子供がいると中々思ったように準備は進みません。特に子供の年齢が小さければ小さいほど難しいものです。中でもイヤイヤ期から5歳位までは、やだやだで困り果ててしまう事も多いでしょう。

「子育てをやりたくない」と思った時の解決方法

「子育てをやりたくない」解決法①一人の時間を大切にする

いくら可愛い我が子だと言っても、母だって1人の時間が必要です。1人の時間が欲しいというのは何にも悪い事ではありません。上手に時間配分をし子供が寝ている時間に自分の時間を作るお母さんも居れば、子供たちが学校などに行っている時間に1人の時間を楽しむお母さんも居ます。

時間を作るタイミングは人それぞれ、家庭それぞれです。ご主人だって飲みに出掛けたり、自分の趣味の時間を楽しんだりと自由な時間を持ってはいませんか?

母だから子供の為に生き、母だから子供の為に時間を注ぐ…そんなこと本当は誰にも言われなくたって母親自身が一番分かっています。

それでも、そのまた母親や旦那やアドバイスを下さる街の方に言われると、ありがたいんだけれども、心が窮屈になってしまう時が有りますよね。

そんな時は、もうすでに心に余裕が無くなっている証拠。

あなた1人の子供ではありません。ご主人と2人の大切な子供です。

時にはご主人に1時間でも2時間でも交代してもらって、街をぶらぶらしてみたり、散歩したり、カフェに立ち寄ったり、映画を観に行ったり…好きな事を自分のペースで出来る日を作ってみましょう。

ご両親にとっても可愛い孫です。もし預かってくれるご両親なら、ご主人とデートするのも良いでしょう!

今の時代、一時保育というサービスも有りますので、預けて買い物をしたり美容室に行くだけでもリフレッシュ出来ます。

「子育てをやりたくない」解決法②誰かと会話をする

産休や育休を取得する働くママもいれば、お仕事はやめて子育てに専念するママもいるでしょう。

産後に気を付けたいのは、ママの体も休めないといけない、産まれたばかりの赤ちゃんを外に連れ出すのは気が引ける…と中々外出する機会が減ってしまう事です。外出する機会が減ると、緑を見たり外の空気を吸ったり何気ない気分転換や、誰かに会ってお話しすることも減ってくるのです。

また子供が大きくなっても、毎日がバタバタで忙しく中々お茶に行く時間も無くなる事があるでしょう。

ご家族、友人安心できる大好きな方と会える時は会って、会うのが難しければ電話でもかまいませんからお話しする時間を作りましょう。孤独感が和らぎます。

するとイライラも減り、話すだけでも日常の悩みや不安やイライラがスッキリするので誰かと話すことはとても大切な事です。

「子育てをやりたくない」解決方法③子供の写真や動画を見る

子供の成長はとても嬉しいものです。

しかし、イヤイヤ期がきて反抗期がきて、言葉を覚えたら大人顔負けの言葉を発したり、イライラとすることも有ります。けれども初めて寝返りをした時、笑った時、初めて歩いた時、「ママ」と初めて呼ばれた時、沢山の感動や幸せや笑顔を運んでくれるのもまた子供達です。

産まれた時からの写真やビデオで振り返ってみましょう。勿論子育ては大変な事も多いですし、どうしたら良いのか分からなくなる時もありますね。けれども振り返った時、とても心が穏やかになってくるでしょう。

「子育てをやりたくない」解決方法④実家に泊まる・旅行に行く

非日常を過ごす時間がたまに有ってもいいのではないでしょうか。実家だと気を遣わずにいられますし、会話だって出来ます。子育ての先輩としてアドバイスもくれることでしょう。

いくら自分も子供を産んで誰かの親になったとしても、ご両親にとってはいくつになっても子供です。何歳になっても心配ですし温かく迎え入れてくれます。

旅行もそうです。いつもとは違う場所で誰かが作ってくれるご飯を食べ、近所では見られない景色を見て、いつもとは違う匂いに包まれて、想像しただけでも何て幸せな時間でしょうか。

子育てに対して不満を溜めないようにするには

パートナーに子供の悩みや成長を話す

私がシッカリしなきゃ…私が子供達のこと守らなきゃと背負い込みすぎるお母さんが多くいます。勿論子供達は守らなくてはいけない存在です。

しかし一人で抱え込みすぎる必要はありません。大切なご主人に相談しましょう。悩みや、困っていること、これからどういう風に育てていきたいか2人で話し合う時間も大切です。また成長や嬉しかったことも話しましょうね。

誰かと話する事、誰かと一緒というだけでも少しでも肩に入った力も和らぐでしょう。

子供を抱きしめる

可愛い我が子でもイライラすることは勿論有りますし、どうしてと思う事も沢山出てきます。だからといって嫌いになるのか…とんでもない!!やはり我が子は可愛くて仕方がありませんね。イライラが募った時、もう子育てはしんどいと疲れてしまった時、子供をギュッと抱きしめてあげて下さい。

肌の感触が、体温の温もりが、あなたのトゲトゲした心を一瞬でまんまるな心に変化させます。ワガママを言っても、泣いて暴れても子供だってお母さんが大好きです。お母さんも子供が大好きです。お互いの愛情が伝わるのはスキンシップです。抱きしめる事はお母さんにとっても、子供にとっても良い事なのです。寝ている時にもギュッと抱きしめるのも、ホッとしますね。しかも寝顔は天使というのは本当で、寝顔を見ると怒っていた事が申し訳なくなるくらいとても可愛いので、本当にイライラが吹っ飛びます。

子供を持つ友人と会ったり、電話で話する

子供を通じて出会うママ友。勿論大人になってから出来る友達の中にも、気を遣わずに何でも言い合える人もいます。

しかし学生時代に出会って大人になっても付き合いが続いている友人は、またちょっと違いますよね。「親しき中にも礼儀あり」という言葉が有るように、どれだけ仲が良い友人でも心遣いは大切です。

しかし学生の頃からの友人は昔に戻ったように話に花が咲き、素の自分でいられる事がとてもリフレッシュ出来、楽しい時間を過ごせます。また、年の近い子供をもつことが多いので、同じような悩みや、情報交換も出来るので、自分だけではないと心強い存在になる事でしょう!

自分を認める、自分を褒めてあげる

大人になると中々怒られることも、褒められることも少なくなってきます。勿論、子育ては誰かに褒められるためにしているわけではありません。それに、もっともっとと上の子育てのレベルを求める事はとても良いことです。現状に満足をしてしまうと、人は成長しなくなるとも聞きます。

しかし自分を認めて自分を好きにならないと、自分のことも大切にしないと、身近な大切な家族や大切な人を大切に愛してあげる事が難しくなってきます。

お母さんは毎日十分頑張っていますよ。自信を持ってください。身近な子供たちが一番お母さんの頑張りを知っていますし、見ています。

「今日も○○が出来ていなかった。スムーズに出来なかった」とマイナス面に目が行きがちですが、「今日はここまで家事ができた。今日は大きい声で怒らずにグッと堪えられた。」良い面に目を向けて小さな事でも良いので褒めてあげましょう。そうすることによって、子供達やご主人にもマイナス面ではなく良い所を探すようになりイライラすることも減ってくるのではないのでしょうか。

無理のない子育てを目指しましょう

シッカリした子供に育てたい。優しい子供に育てたい。というように自分の中に育児の理想や目標が有りますよね。とても素敵な事だと思います。

しかし一番何が大切か…お母さんの心の余裕と子供の個性と愛情ではないのでしょうか。最低限の常識が有り、相手の事を考えられる気持ちがあれば、無理してすり減らして頑張りすぎなくても良いのです。

あなたのままで、あなたが間違っていないと思う事をしていれば、子供たちは自然と親の背中を見て育ちます。いつもイライラしていたら、顔色を伺う子になったり、外で怒りんぼさんになったりする可能性だって有るでしょう。

お母さんにも休憩は必要ですし、笑顔と愛情あふれる子育てが出来ると、お母さんにとっても子供たちにとっても良いこと。無理のない子育てを目指していきましょうね!

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